2017年12月6日水曜日

Lake

長野の北にある小さな町。野尻湖という湖の側に住んでいます。
朝、向こう岸の山から太陽がでてきて、光の道が湖にできる。
大好きなミヒャエル・エンデの「ジムボタンと機関車大旅行」という本。
これはエンデの1番最初の小説で、書いていてとにかく楽しかっただろうな と感じるほど遊び心に溢れています。
その中に主人公の2人が、太陽が水面を照らしできた光の道を見て、その道がまだ見ぬ土地や出会いや冒険に繋がっていくと感じワクワクする場面があります。
私も朝の湖に浮かぶ太陽の道や、月光での道を見るとそう思うのです。
季節によって湖の表情は変わります。けれど水面に浮かぶ光の道を見た時の新鮮な気持ちはずっと変わらないのです。
湖との生活はそんな嬉しい朝の始まり 夜の終わりを感じさせてくれています。

0 件のコメント:

コメントを投稿